アンパンマンはいつから始まった?アニメの放送開始はいつ?一番古いアンパンマンは?

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「うちの子はアンパンマンが大好き!」

「毎日見てるけど、そういえばいつから始まったんだろう?」

子どもたちに大人気のアンパンマンですが、実はその歴史はとても古く、アニメが始まるずっと前から愛されてきたんです。

この記事では、アンパンマンの始まりからアニメの放送開始、そして一番古い「あんぱんまん」の姿までママとパパが知りたいアンパンマンの歴史を詳しくご紹介します。

これを読めば、きっとお子さんにもアンパンマンのすごさが伝えられますよ!

アンパンマンはいつから始まった?

今や国民的アニメとして親しまれているアンパンマンですが、その歴史はテレビアニメの放送よりもずっと前にさかのぼります。

アンパンマンが誕生したのは、なんと1973年(昭和48年)。

2025年現在、アンパンマンは誕生から52年目なんですね!

 

そして、アンパンマンの始まりは、2025年の朝ドラ「あんぱん」でも注目された、やなせたかしさんが描いた絵本が始まりです。

この年、フレーベル館から刊行された月刊絵本「キンダーおはなしえほん」の10月号に、『あんぱんまん』というタイトルで初めて掲載されました。

これが、今につながる子ども向けのアンパンマンの原点なんです。

 

当時のタイトルは、幼児向け絵本という理由から、カタカナではなく、ひらがなで『あんぱんまん』と表記されていました。

この初期の絵本では、「お腹をすかせて泣いている人がいると、どこからか飛んできて自分の顔を食べさせてくれる」という、自己犠牲の精神を持った正義のヒーローというコンセプトがすでに描かれています。

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しかし、実はもっと前に「アンパンマン」は存在したという情報が!?

さらにさかのぼると、現在の設定とは異なる大人向けの童話にも「アンパンマン」というキャラクターが登場しています。

それは、1969年に雑誌『PHP』に連載された童話『十二の真珠』の一話に登場した「アンパンマン」です。

この時のアンパンマンは、空腹の人にパンを配るという設定はあったものの、まるまるとした体型でマントを羽織った不格好な中年ヒーローとして描かれていました。

衝撃的な事実ですよね・・・。

中年のアンパンマンなんて想像できません(笑)

現在につながる「顔がアンパン」というアイデアが明確に描かれ、子ども向けの絵本として形になったのは、やはり1973年の『あんぱんまん』からと言えるでしょう!

アンパンマンアニメの放送開始はいつ?

アンパンマンが一気に人気を広げ、社会現象となったのは、やはりテレビアニメの放送開始がきっかけなんです。

テレビアニメ「それいけ!アンパンマン」の放送が始まったのは、1988年(昭和63年)10月3日になります。

ギリギリ昭和からアニメが始まったのですね!

 

この日、記念すべき第1話「アンパンマン誕生」が日本テレビ系列で放送されました。

このエピソードで、アンパンマンはもちろん、ばいきんまん、ジャムおじさん、バタコさん、めいけんチーズといったおなじみの主要キャラクターたちが同時に初登場しています。

 

実は、このテレビアニメの放送開始日である10月3日は、後に「アンパンマンの日」として記念日に制定されているんですよ!

当初は半年で放送が終了する予定だったという裏話もありますが、その人気は衰えることなく、現在に至るまで放送が続く超長寿アニメとなりました。

1988年の放送開始から30年以上が経過し、今もなお多くの子どもたちに「愛と勇気」を届けているなんて、やっぱりアンパンマンは最強ですよね。

一番古いアンパンマンは絵本に登場?

子ども向けの「アンパンマン」として一番古いのは、1973年刊行の月刊絵本『あんぱんまん』です。

現在アニメで見慣れているアンパンマンと、この初期の「あんぱんまん」にはいくつかの違いがあり、その姿に驚くママやパパも多いかもしれません。

【初期「あんぱんまん」の大きな特徴】

  • タイトルがひらがな:「あんぱんまん」
    →幼児向けにとの配慮から、カタカナではなくひらがな表記でした。
  • 絵柄と姿が違う
    →現在の丸くかわいい顔立ちとは異なり、初期の「あんぱんまん」はやや面長で素朴、どこか悲しげな表情に見えることもあります。
    また、服装も現在のコスチュームとは少し異なり、より「おじさん」に近い印象の絵柄でした。
  • バイキンマンの設定
    →初期の絵本の中には、ばいきんまんが登場しない作品や、現在の悪役としてのイメージとは少し異なる描かれ方をしている作品もあります。しかし、1976年に市販された絵本『あんぱんまんとばいきんまん』で、現在のライバル関係の原型が確立されていきました。

アンパンマンが「顔が濡れて力が出ない」「新しい顔と交換する」といった、現在のアニメの基本設定になるまでには、絵本の中で少しずつ変化を遂げています。

一番古い絵本を読むことで、やなせたかしさんの込めた「本当の正義とは何か」というテーマを、改めて深く感じ取ることができますよ。

ちょっと知っているアンパンマンと違って子供はアンパンマン?ってなるかもですが(笑)

アンパンマンの始まりまとめ

最後に、アンパンマンの始まりについてまとめました。

アンパンマンの原点:1969年(童話) 『十二の真珠』の一話に登場。しかし、大人向けで、現在の姿とは異なる中年ヒーローでした。

子ども向け絵本の誕生:1973年10月 月刊絵本『あんぱんまん』ひらがなタイトル。現在のアンパンマンのベースとなります。

TVアニメ放送開始:1988年10月3日「それいけ!アンパンマン」 国民的アニメに!この日が「アンパンマンの日」となります。

アンパンマンは、絵本として誕生してからテレビアニメ化されるまでに約15年の歳月を経ています。

時代を超えて愛され続けるのは、自分の顔をちぎってわけあたえるという、やなせたかしさんが訴え続けた「献身的な愛と勇気」のメッセージが、世代を超えて人々の心に響き続けているからでしょう。

いつもお子さんのそばにいるアンパンマンの長い歴史を知ることで、親子でアンパンマンをもっと楽しむきっかけになったら嬉しいです!

私は自分の子供が大人になって親になったときに、またアンパンマンと再会するんだろうな~と今から楽しみです(笑)

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