アンパンマンが大好きな子供たち。
朝も晩もDVDを見たいって言われませんか?
大人でも朝ドラでも「あんぱん」が放送されて、懐かしいな~って思い、ふと「アンパンマンマーチ」を真剣に聴いてみたら…
もう衝撃が走っちゃって。
「これ、本当に子ども向けの歌?」って。
明るいメロディなのに、歌詞が深い、深すぎる!
そして、その背景を調べてみたら、もう涙腺崩壊なんです。絶対泣ける。
ちょっと怖くなるくらい。
噂では、戦争や特攻隊の歌とも言われているようですが、真相が気になります。
アンパンマンマーチに込められた、やなせたかし先生のメッセージがあまりにも壮大で、子育てに奮闘する私たちママ・パパにこそ響く話だったから、今日は熱く語らせて~(笑)
アンパンマンマーチの歌詞は怖い!?
アンパンマンマーチの歌詞、よく考えたらドキッとしませんか?
怖い((( ;゚Д゚)))
って感じる人も多いようです。
「なんのために 生まれて なにをして 生きるのか こたえられない なんて そんなのは いやだ!」
これ、幼児が歌う歌の出だしとしては、かなり重くないですか?
子どもの頃はただ元気に歌ってたけど、大人の視点、特に子どもを持つ親になってから聴くと、「うっ…」ってなっちゃう。
自分の人生を問い直されているみたいで…
それから、これ!
「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび たとえ 胸の傷がいたんでも」
「胸の傷がいたんでも」って、一体アンパンマンに何があったの!?って思っちゃいまよね。
子ども向けアニメのテーマソングにしては、どこか諦めにも似たような、悲しみを乗り越えた強さを感じるフレーズで、「怖い」というよりは、「切ない」とか「重厚だ」と感じました。
でもね、この「重さ」こそが、この歌が名曲であるゆえんなのかなって思ったり…
アンパンマンマーチの歌詞が深い!意味とは?
アンパンマンマーチの歌は、本当にやなせ先生の「人生哲学」が詰まったメッセージソングだと思います。
アンパンマンって、「困っている人を助ける」ために自分の顔をちぎって分けてあげますよね?
つまり、自己犠牲。
自分の命(顔)を削って、相手の命(飢え)を救う。
そして、その自己犠牲の先にアンパンマンが見出すものが、まさにこの歌のテーマです。
「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび」
自分の「愛」を差し出すことで、誰かが救われ、その結果、自分自身が「生きている喜び」を感じる。
これが、アンパンマンの行動原理であり、やなせ先生が考える「真の正義」なんだと思います。

私たち子育て中のママやパパも、自分のことは後回しにして、子どものため、家族のために頑張る毎日じゃないですか…
疲れてしんどい時もあるけれど、子どもが
- 「ママありがとう」
- 「パパ大好き」
って笑ってくれたら、一気に疲れが吹き飛んで、「あぁ、これが私の幸せだわ」って思えちゃいますよね。
昨日も遠足のお弁当を朝早くから作って、夕方めちゃくちゃ眠くって…
でも、帰宅した子供から「ママのお弁当おいしかった~」って言われたら、もぉー、眠気が吹っ飛びましたよ(笑)
私って単純だなって思いましたが、嬉しかったです。
まさしく、アンパンマンが教えてくれる「生きるよろこび」ですよね!

アンパンマンマーチは戦争や特攻隊の歌?
そして、アンパンマンマーチの歌詞をさらに深く掘り下げてみたら、やなせたかし先生の壮絶な戦争体験と、亡くされた弟さんへの想いにたどり着いたんです。
私もこれを知った時は、車の中で号泣しちゃいました…。
やなせ先生は、第二次世界大戦で最愛の弟さんを亡くされています。
しかも、弟さんは優秀だったにもかかわらず、特攻隊として出撃し、帰らぬ人となってしまいました。
特攻隊というのは、生きて帰ることを前提としない、究極の自己犠牲を強いられた兵隊さんたち。
当時の弟さんは、きっと国や「正義」を信じ、「皆の夢を守るため」と信じて、飛び立っていったはず。
その時のやなせたかしさんの心境を思うと、
「だから 君は いくんだ ほほえんで」
このフレーズは、やなせ先生が弟さんを見送る、あるいは弟さんの覚悟を代弁する、あまりにも切ない叫びに聞こえてきますよね…。
戦争が終わって、「正義」の価値観が一夜にしてひっくり返ったとき、やなせ先生は「正義とは何か」を深く問い直したそうです。
そしてたどり着いた答えが、「目の前の、お腹を空かせた人を助ける」という、誰も否定できない、シンプルな「愛と勇気」だったのです。
最終的に、アンパンマンマーチは、「戦争」を歌ったものではなく、「戦争の悲劇を乗り越えて見つけた、普遍的な愛と希望の歌」なんだと私は感じました。
( ω-、)
アンパンマンマーチの歌詞に泣ける!
アンパンマンマーチの深すぎる背景を知ってから聴くと、もう最初から最後まで泣きっぱなし!
特に、子育て中の親として、子どもに伝えたいメッセージが込められていると思いませんか?
「忘れないで 夢を こぼさないで 涙」 「時は はやく すぎる 光る 星は 消える」
人生はあっという間に過ぎてしまう。
夢や目標を持って、後悔しないように生きなさい。
辛いことがあっても、涙をこぼさずに前を向きなさい。
そして、
「愛と 勇気だけが ともだちさ」
愛と勇気さえあれば、君はどこへでも飛んでいける。
どんな敵(困難)が相手でも立ち向かっていけるよ、と。
このメッセージは、まさに私たち親が子どもに伝えたい、生きる上での「核」ですよね。
アンパンマンマーチを聴くたびに、私自身も「愛と勇気を忘れてないかな?」って、立ち止まって考える時間をもらえる気がします。
毎日自己犠牲しすぎて、ツライ。
自分の時間がなさすぎて、しんどい。
私なにやってんだろ。ってふと落ち込む夜ってありますよね…
そんな時にアンパンマンマーチを聴くと、まじで涙活になるのでオススメです(笑)
アンパンマンマーチの歌詞まとめ
アンパンマンマーチは、単なるアニメソングではなく、「人生」「正義」「愛」「勇気」といった、人間が生きる上で最も大切なテーマが詰まった、壮大な哲学の歌だったんです!
子どもがアンパンマンの歌を口ずさんでいるのを聞いたら、ぜひ、その深い歌詞にも耳を傾けてみてください。
やなせ先生が私たちに託した、熱い想いが胸に迫ってきて、きっと涙が出ちゃうはず。
子育てで大変な時も、この歌を聴けば、「そうだ うれしいんだ 生きる よろこび」を思い出して、「愛と勇気」をチャージできるはずです。
さぁ、私たちもアンパンマンに負けず、胸の傷(疲れや悩み)がいたんでも、ほほえんで、みんなの夢(家族の幸せ)を守るために、前に進んでいこう!
そして、自分の幸せも忘れずにね♪



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